リノベ計画②なんでもできそう感と職人技の尊重
ある日の朝、
夫「ユンボの免許取ろうかな」
賛成!農業する上でも、開墾やらであったら便利な免許やし。
閑散期に便利屋できたり。
※ちなみに、自宅工事の場合は、免許なしで操作可能です。
※ユンボは、商品名、正式名はバックホー。子供にはショベルカー。ティガーということもあり。
それから、なんでもできそうに思えてきて
▪️ネットでなんでも手に入る(モノタロウ最強説)
▪️やり方はyoutubeにある。
▪️仕上がりイメージはPinterestで真似できる。
実際に、セルフリノベーションしてる人たちは、世の中いっぱい。
そんなある日、
何社か見積もりを取る中で、
古民家を多数手掛ける工務店の社長さんと現場打ち合わせ。
大工でもある社長から、
「古民家は古民家の良さを知ったうえで、現在の生活に合わせて住むから楽しい。我々は、それを提案しながら工事していく。柱の歪みだったり、梁の傷みを補修します。今の耐震基準に合わない伝統工法を引き継いでいくためにも慎重な工事が必要」
そう言われて、職人技の尊重も大事にしなければと思いました
「リフォームには、計画が大事です。
よくよく考えてくださいね。」と釘を刺されました。
大工さんに、全部お願いしたい!
けど、予算が全然足りない!
ということで、自分たちでできそうなことはやろう。ケチらずに、重要工事は、大工さんにお願いしようと思いました。
本棚↓本ではなく大工道具の紹介
指矩 さしがね。
大工さんは、これ一本でなんでも作れちゃいます。継ぎ手や屋根勾配のスミ、規矩術は、このさしがねが使われています。
※規矩術とは、図面がなかった時代から、部材を収めるための技術です。お寺の軒先が、綺麗なのもこの技術がたっぷり。大工さんの腕の見せ所。お寺に行くたびに、軒先の角を見上げてしまいます。