壁の補修 つづき
農業閑散期なこの時期に、古家の補修に取り掛かっています。
今回は、住み始めるとなかなか手をつけにくかったリビング(旧床の間と押入れの壁)の荒壁塗り直しです。
ビフォー
まずは、解体した荒壁を、再利用するため、水を混ぜてこねて作ります。(大きな石が入ってる場合があるので、フルイにかけたり、荒スサを足す作業は省いてます)
※荒スサ→稲藁を短く切ったもの。これを混ぜて少し放置すると、藁が腐敗して土に粘り気がでるそうです。最強泥団子ができそう。
土壁は、コンクリートより再利用が手軽。
先人の素晴らしい知恵だと思います。
アフター
写真左が床の間でした。
床が高かった部分と、天井廻縁を撤去した時の溝を埋めたり、隙間の補修です。
乾いたら、この部分は漆喰を塗る予定!