今日は、欄間の解体です。
解体するか、少し迷いましたが、明るくするために、思い切って無くそう!ということになりました。
欄間の土壁と、構造的に撤去しても支障がない鴨居も、一緒に解体します。
大工さんいわく、柱側の壁を先に削って柱と切り離して、少し押せばドンッと落ちる。
とのこと。
そんなに簡単にいくのか?!
土壁の構造↓出典元 コトバンク
まずは、トンカチで叩き崩して、どんな構造かチェックします。
土壁は、竹と藁で編まれていたのですが、柱側に少し溝があり、竹小舞が柱に2箇所ほど、刺さっています。ここをノコギリで切断します。
長さは1間(1800)あるので、中央に木摺りが刺さっていました。
木摺部分も壁と解体をしてから、ドンッと押して向こう側に倒します。
パチパチパチ。
思ってたより簡単ですが、土まみれです。
土壁をトントン砕く作業は、鯛の塩窯みたく叩いて簡単に割れるので、楽しめました。
構造的に撤去しても良い鴨居を解体します。
土が舞ってモヤがかってます。
この作業を繰り返し、5箇所程解体をしました。片付けを入れて4〜5時間かかりました。
随分明るくなりましたが、隠していた部材が丸見えなので違和感はあり。どんな仕上がりになるのか、、、。
米農家ならでは。
いらない米袋に、土を入れて片付けます。
昔は土壁を繰り返し再利用されていました。
今回は、どうするか未定。使い方考え中!
ひとまず、解体作業は終わり。
ここから本工事は、大工さんにお願いして、ちまちまできる事は自分たちでやっていきます。
次回は、畳の撤去と撤去後の掃除です。