梅の木が満開になり、掘り起こした土の匂いと梅の匂いで迎える古家の春です。
そんな春はジャガイモの種イモ蒔きから始まりました。無農薬野菜を作る畑のスタートです。
買ってきた種イモを縁側に並べ、4〜5日、日光に当てます。
メークィーンと男爵の二種類をホームセンターで買いました。まだ寒い日が続くので、夜は段ボールに入れて毛布にくるんで保管します。
種蒔きは、晴れが続く日にしようと、天気予報とにらめっこな毎日。ソメイヨシノが咲く頃が適期だそうです。農業は歳時記と深く関係しています。先人の知恵は、自然(四季)と歴史でできていて、これから私が学ぶべきこと。
種イモの準備に、大きいイモは半分に切り、腐らないように切り口に草木灰を塗ります。
小さな農家のおばさんが手伝ってくれました。
種蒔き当日は畑を耕し、畝に30cm間隔で穴を掘って、種イモを入れて土を被せます。
植え方には色々あって、多くの農業本には、イモの切り口を下に、芽を上に。とありますが、主人が参考にしている竹内流では、切り口を上、芽を下に置きます。この方が、芽がしっかりと出てきて、芽欠きの必要がないとのこと。
※芽欠き→生えてきた芽を間引く作業。
なるほどー。
いろんなやり方があるなと感心です。
今日の学びは、ジャガイモはナス科という事。
敷藁をして、種イモ蒔き終了です。
畔には、オオイヌノフグリが沢山咲いていました。「雑草という草はない」牧野冨太郎の言葉を思い出します。
来年の朝ドラ、神木隆之介演じる牧野冨太郎!