古家を買う①インスペクション
ついに見つかった古家です。
立地と価格はクリアしていたので、もう買うしかないやろーという感じだったのですが、しっかり内見をして、できる限り吟味しました。
築70年にしては、なかなか綺麗で、元々平屋だったのを二階にしたり、裏に水回りが増築されていました。
購入前の確認項目は、
土地や家の雰囲気、改築が想像できるか、ハザードマップの確認、といったところ。
◼️土地や家の雰囲気
これは、一目みていいやんとなりました。
前回お話した、隣家が近くて売り主の親戚。これが当てはまる物件でしたが、そこは価格や立地を見たら文句言えない!
◼️改築が想像できるか
元農家さん。ということで、納戸もある。
元平屋。ということで、平屋に戻せる。
◼️ハザードマップ
問題なし
気持ちの保険として、
買ってから、大きな欠陥が見つかるのは避けたいので、住宅診断をお願いしました。
ホームインスペクション。
欧米では、
家の健康診断のようなものです。無料で、調査してくれます。
今回は、古田敦也さんの広告でお馴染みのハウスメーカーで依頼。
見れる範囲だけですが、構造材の欠陥、雨漏り、白蟻なども見ていただきました。合わせて耐震基準も診断してくれました。
結果は、古家にしては、欠陥は少ない。かな。
ただ、大きな欠陥がみつかる可能性が高い。解体してみないとわからない。とのこと。
まあ、そうですよね。
ちなみに、耐震についてですが、危険性はあり。
古家なんで、当たり前ですね。これをどう補強していくか考えものです。
建物の耐震基準は2つあって、阪神大震災以降と1981年以降です。もちろんこの建物は、1981年より前なので、耐震を考えられて作られてるわけないのです。
私は、ペーパー2級建築士ですが、図面をみただけでも、基準に充たないこと一目瞭然。
あとは、購入物件は本瓦なので、頭がかなり重たい状態です。それがかなり心配ですが、仕方ないかな。いつか葺き替えを検討したいです。
でも、とりあえず購入は決定!
次回は、契約です。
本棚↓リノベ編
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