青田が広がる夏らしい風景
蝉が鳴き始めて少し経ち、蛙の合唱が聞こえる田んぼは、青く揺られて夏らしくなりました。
小さな苗が、株を分けながら成長する姿を見守ります。夫の田んぼは、無農薬。
主に田んぼの農薬である除草剤を使っていないので、この時期は、草取り作業が大変です。
昨年から草取り機を導入して、少しは捗るみたいですが、草との勝負はお盆まで続きます。
稲が、草よりも大きくなるまでは、草が生えると草に栄養が取られてしまいます。
農薬には、害虫を防ぐ薬と草を生やさない薬の2種があります。
無農薬でないお米には、除草剤が使われているのが殆ど。この草取り作業がとても大変だからです。昔は手押しの草取り機を使っていて、家族総出で作業をしていたとか。
二年前まで、夫も手押しの田車を使っていたのですが、農家さんに「懐かしいね〜」とよく声を掛けられていました。
新緑に似た、この青田の風景も今だけです。
穂が付く前に、もっと大きく育ちますように。
手押しの田車とは、こんなのです。
昔は木製でした。
いろいろな見解がありますが、効率や大量生産を優先にして、自然界を荒らしてはいないか。
私が無農薬の野菜を選んで購入し始めた時は、人体への影響を気にしていました。でも、米作りを始めてからは、人体よりも自然界への影響の方が気になります。
身土不二は勿論、土をなるべく汚してはいけないと思う毎日です。
今年は自由研究用に、バケツ稲に挑戦中!